こんにちは、
プロキャンパーのユーです
ここ最近は、
サバティカルのモーニング・グローリーTCがメインテントとなっていたのですが…
久しぶりに使ったPOLeRの「2PERSON TENT(旧TWO-MAN TENT)」が
改めて感動的に良かったので、レビューします
キャンプをはじめたいけど、
みんなが使っているコールマンやスノーピークだと被ってしまうから…
という方にぴったりです!
設営も撤収もラクラクで、とってもおしゃれですよ
2PERSON TENT(旧TWO-MAN TENT)のいいところ
「2PERSON TENT(旧TWO-MAN TENT)」とは
ボクが最初に買ったテントがこの2PERSON TENT
ボクが買った際はTWO-MAN TENTだったと記憶していますが、
コンプラ的に名前を変えたんでしょうね
おしゃれなのにほかの人と被りにくい
当時のボクがこのテントを買った理由がまさに
人と同じものを使いたくなかった、です
このテントは基本的に実店舗では売られていないため
そもそも人と被りにくいのですが
なんと言ってもカラーバリエーションが豊富なので
仮にPOLeRのテントの人がいても完全にかぶることはほぼ無いでしょう
キャンプ歴10年以上で、同じテントの人を見たことがないです
それどころか、フェスやキャンプ上で
「かわいいですね、どこのテントですか?」
なんて聞かれることもあります
ちょっと鼻が高いよね!
コンパクトなのにテント内がかなり広い
ボクが使っているテントのスペックは以下の通り
おしゃれなだけでなく
収納サイズは小さく・軽く、
設営サイズは十分に広い
やっぱり良いテントです
ちなみに身長178cmの男性が横たわるとこんな感じです
また、床に引いているのはロスコの軍モノブランケットですが、
このブランケットがまさにシンデレラフィット!ちょうどいいです!
テントなのに窓がある
これはかなり珍しいと思うのですが、
メッシュではなく、ビニールの窓があるんです
これのおかげで夜は星を見ることも可能です
ロマンチックですね!
設営・撤収がとにかく楽ちん
構造自体は、フランスの有名メーカー「MSR」のテントに似ているため
とにかく設営・撤収が楽ちんなんです
慣れれば5分で立てることも可能です
ポールも1本で済みますし、
ペグ8本でOKです
さて、ここからは内容物と設営・撤収方法について見ていきましょう
内容物
まずは、テントとグランドシートの内容物について紹介します
画像の大きな荷物がテント本体、
黒い袋に入っているのが、専用のグランドシート(別売)です
2PERSON TENT(旧TWO-MAN TENT)の設営方法
ここからは、
このテントがいかに簡単に設営できるかを紹介します
※慣れれば5分で設営可能です
グランドシートを仮打ちする
グランドシートが飛んでいかないように、付属のペグを使って仮打ちします
※後で一度抜くので簡単にで結構です
グランドシートのいずれかの長い辺が、テントの入り口となります
※前後の概念がないテントなのでどちらでも入り口になります
インナーテントを設営する
グランドシートの上にインナーテントを張っていきます
まずは、インナーテントをグランドシートの向きと合わせて広げます
次に1つながりになっているポールを組み立てていきます
ポールがひとつなのも、紛失防止になって嬉しいですよね
「¥」から足が生えたようなポールは、
つなげるとインナーテントのサイズを大きくオーバーするので
一瞬不安になりますが、この向きで大丈夫です
「¥」の上の二股になっている部分をインナーテントのグロメットに差し込みます
このとき、インナーテントとグランドシート両方のグロメットにポールを入れましょう
2箇所目以降は差し込むとポールが曲がりますが、これであっています
反対側も同様にグロメットに差し込みます
4箇所に差し込むとテントの形が徐々に現れてきます
続いて、
「¥」の横棒にあたるポールに、インナーテントの天井にあるグロメットを差し込みます
地面に差し込むのと同じ要領で差し込んでいきます
まずは片側から
続いて反対側も差し込むと、
ポールに沿ってインナーテントが台形に張られました
この形でも使えそうですが、
より内部の空間を広く使うため、
インナーテントの側面にあるフックをポールに引っ掛けていきます
(側面に3×2つ、天井部分に2つあります)
軽く力を入れると「パチッ」とハマります
天井のフックも同様に引っ掛けます
すべてのフックを引っ掛けると画像のようになり、
フックを引っ掛ける前と比べると内部が広くなっていることがわかりますね
これでインナーテントは完成です
夏場に河原などで宿泊するだけならこのままでもOKです
続いて、フライシートをかけていきます
フライシートをかける
インナーテントの短い辺にロゴがくるようにフライシートを取り付けます
このとき、フライシートが飛ばないように
内側にいくつかの仕掛けがあります
まずは、
「¥」マークの横線ポールの端に4つのグロメットをそれぞれ固定します
さらに、インナーテントにあった側面のフック付近に
マジックテープが3×2箇所あるので
それらをポールに巻きつけます
これでフライシートは飛んでいきませんね
続いて、
フライシート・インナーテント・グランドシートの4箇所の角を
それぞれまとめてペグダウンします
最後に、インナーテントとフライシートの間に広々とした前室を作るために
矢印部分をペグ打ちします
※2×2箇所で4本のペグを使います
このように前室を作ることで、
雨が降ったときも靴を濡らすことなく置いておけます
これでテントの設営自体は完了です
使用感レビュー
完成したテントの入り口は、テントの長い辺のジップを上げると出てきます
ちなみにフライシートはロールアップして留めることが出来ます
さらに、インナーテントもまとめて巻き上げることが出来ますので
開けっ放しにすることが出来ます
また、反対側も同様にロールアップすることで
風の通り道を作ることも出来るので
夏に涼しく過ごすことも可能です
このロールアップ部分は、ポールを立てることで「ひさし」のようにすることも出来ます
入り口を開け放つとこんな感じです
やっぱりおしゃれだなぁ…
さて、ここからは見た目ではなく
居住空間がどれだけ優れているのかを見ていきましょう
まず、組み立てたばかりの内部はこんな感じです
めっちゃ広いですよね
2人用ですが、2人なら十分な余裕があるサイズになります
サーマレストや小さいテーブルを置くと…
ちなみに、天井部分には2箇所のフックがあるので、
ゴールゼロを始めとしたランタンをかけることが出来ます
また、テント内にはロールアップ用のひももあるので
ある道具を使うと、ぶら下げられるランタンの数を増やすことが出来ます
(以下の記事参照)
また、テント内に2箇所のメッシュポケットがあるので
携帯電話や車の鍵など、細かいものを入れておくことが出来ます
ちなみにフライシートに窓があるこのテントは、
テント内にいながら星を見ることも可能です
寝ながら星を見て、朝日で起きる
そんな素敵なテントです
2PERSON TENT(旧TWO-MAN TENT)の撤収方法
簡単に設営できるこのテントですが
撤収も非常に簡単です
※他のテントと同様、設営と逆の作業で解体までは簡単にできます
上手に収納する秘技「収納袋の幅に合わせる」
解体までは簡単ですが、
テントなどのキャンプ道具って
「本当にこれに入ってたの?」ってことがよくあります
ここでは、大体の「巻いてしまう系ギア」を上手に収納する方法を記します
画像の下にあるのが収納袋です
この袋の幅(緑の矢印)に収まるように
フライシートを何度かおりたたみます
画像は何度か折り返して、収納袋の幅に合わせたものです
この状態で空気を抜きながら端から巻いていきます
このまま巻けば、絶対に収納袋に入ります
同様にインナーテントも巻いていきますが、
インナーテントに関しては、底面を半分に折ればちょうどのサイズになります
すべてをまるめるとこんな感じです
これを収納袋に差し込めばOKです
最後はコンプレッションストラップを引っ張るとよりコンパクトになります
ちなみにボクは、
グランドシートもコンプレッションストラップ内に入れて一緒に保管しています
こうすることで、グランドシートを忘れることもなくなります
ほら、POLeRくんが仲間になりたそうにあなたを見ていますよ…
もし、もっと簡単なテントがいいんだ!
という方がいらっしゃったら
DODのワンタッチテントや、ライダーズワンタッチテントがおすすめです
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