こんにちは、
サウナ・スパ健康アドバイザーのユーです
かれこれサウナ歴13年になるボクですが、
2019年に、サウナ歴10年の節目として
サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を取得しました
なんとなく面白そうだったので受験した資格でしたが、
このテキストで学んだことは非常に有益でした
そこで、今回はこのテキストを凝縮した「試験問題」をなぞる形で
正しいサウナの楽しみ方について学んでいきたいと思います
サウナ・スパ健康アドバイザーの試験が終わった方は
答え合わせに使ってみて貰えればと思います
とはいえ、
この試験は公式に正解が発表されるわけではないので
ボクが合格した際の回答を「答え」として書いています
おそらく全部合っているとは思いますが、
あくまで参考程度に考えてもらえれば幸いです
サウナ・スパ健康アドバイザー とは
サウナ・スパ健康アドバイザーの資格は、
テキストを読んで、試験問題に答えた解答用紙を返送するという受験方法なので
完全に家だけで取得することが可能な資格です
さて、このサウナ・スパ健康アドバイザーですが
どういった資格なのでしょうか?
HPには以下のようにあります
「サウナ・スパ 健康アドバイザー」は、
温浴施設の従業員や利用者が、サウナやスパに関する正しい知識を身につけ、
お客さまへのサービス向上や、ご自身の健康増進に活用されることを目指して、
公益社団法人 日本サウナ・スパ協会が2014年に新たに設立した認定資格です。本資格は、「サウナやお風呂が、なぜ体にいいのか?」
https://www.sauna.or.jp/adviser/
「どんなふうにサウナやお風呂に入ると健康になれるのか?」
「ボディケアと入浴の相乗効果を得るには?」など、
『お風呂やサウナで健康になる秘訣』を、
「わかりやすく・楽しく・手軽に」学べる内容で構成されています。
簡単に言うと、
どうして自分がサウナのことを好きなのか、に対して向き合うための試験ともいえそうですね
この資格の勉強をすることで、感覚的にしかわからなかったことの答えがわかります
これ、意外と大げさじゃないですよ
サウナ・スパ健康アドバイザーのテキストが素晴らしい
サウナ・スパ健康アドバイザーの受験料は5000円
5000円を払うと以下のものが送られてきます
このテキストが、ボロボロになっても使いたい
サウナのバイブルとも呼べる良書なんです
冊子自体は60数ページですが、
オールフルカラーで読み応えも十分にあります
このテキストをもらうためだけに受験しても良いと思えますね
ちなみに試験問題はすべてこのテキストから出題されますので
このテキストを読み込めば試験はパスできます
試験問題の解答と解説
ここからは、問題とその解説から、
サウナの楽しみ方などについて学んでいきましょう
この章を読むだけでサウナの楽しみ方がガラッと変わるかもしれませんよ!
なお、問題は全25問
80点合格なので、20問正解すればOKです
とはいえ、
テキストを見ながら回答できますし、
試験時間60分といっても、誰も見ていませんからね…笑
(そもそも絶対60分もかからないです)
第一章 サウナ・スパ健康法
この章は、サウナーが最も知りたいであろう
サウナ・スパの健康法についての問題です
全25問中の約半数12問を占めています
正解:2
入浴には温熱効果・水圧効果・浮力効果があります
温熱効果:体を温める働きのことで、疲労やコリ、痛みがやわらぎます
水圧効果:体にかかる水の圧力のことで、血液やリンパの流れを良くします
浮力効果:体重が軽くなる働きのことで、体全体の緊張がほぐれます
正解:1
ぬるめの湯は副交感神経に、熱めの湯は交感神経に働くので
気分をリラックスさせたいときはぬるめの湯(夏なら38℃〜40℃ 冬なら41℃)に、
しゃきっとさせたいときは熱めの湯(42℃以上)が効果的です
正解:3
熱めの湯では長時間の入浴が難しいため
38℃〜41℃のぬるめの湯で20分以上入浴することが望ましいです
炭酸ガス系の入浴剤を入れると温浴効果が高まります
正解:3
4つ(2対)の温度計はそれぞれ、
1対は皮膚の中にうずまいていて、皮膚の僅かな温度変化を敏感に捉えます
あとの1対は脳の中にあって、体温が上がり血液温度が上昇すると反応します
サウナと水風呂の交代浴をすることで、
クーラーやストーブなどで働きが鈍くなっているこれらの温度計の
本来の機能を呼び覚ますことができます
正解:1
ロウリュとはフィンランド語で「1」の内容のことです
勘違いされがちですが、タオルなどで仰ぐ行為は「アウフグース」と呼びます
正解:1
2に関しては、糖分ではなく「塩分」、無害ではなく「有害な重金属」です
3に関しては、アポクリン酸ではなく「エクリン腺」という汗腺
正解:2
小屋で建てられるようになったのは2000年前ころからで、
この頃にスモークサウナが出現しました
正解:2
感覚的にわかる問題です
通常、1回のサウナ浴での発汗量は300〜400mlで
汗のもたらす健康・美容効果が十分に得られます
正解:2
サウナのシンボルとも言われるヴィヒタは
初夏、白樺の枝で作られます
作り方は自由ですが、
枝の揃え方は、葉っぱの裏はちょっと硬いので
表が外を向くように束ね
細めの枝を40本で一束にします
このヴィヒタで体を叩き血流を促すのと同時に
葉っぱからは爽やかな香りが立ち始めサウナ室を満たします
正解:2
飲酒後はアルコールの利尿作用により脱水症状になりやすいため
水分を取らないままサウナに入るようなことがあれば
サウナによる発汗で急激な脱水が加わり、血液の全体量が減るため血圧が下がります
また、同時にサウナでは末端血管が拡張するため
脳への血液の循環量が減ってしまいます
これが一定のレベルを超えるともうろうとし、
意識障害により脳や体が動かなくなってしまう危険性があります
正解:1
約200万から400万個のエクリン腺から分泌される汗の役割は大きく分けて2つ
1.体内の老廃物を分泌して、体や皮膚を清潔にする働き
2.体温を調整する働き 発汗により体温の上昇を抑え体全体のクーラーのような役割を果たします
正解:1
可動式のテントサウナは災害発生時、被災地に簡単に運べ設置することができ
燃料が薪ということもあって、ライフラインが破壊されていても簡単に使用ができます
また、避難所生活で滞りがちな血流を促し、
エコノミークラス症候群やストレスの緩和に役立てられます
また、サウナテントは自作することもできるので
意外と低いハードルで楽しむことができるのも特徴です
第二章 身体の構造とツボ
正解:3
生命エネルギーが内臓を起点として
左右対称に全身を駆け巡る道筋を「経絡(けいらく)」と呼びます
この経絡は合わせて14本あります
正解:2
40代から50代の人に多く見られる肩の痛みのことで
正式名称は肩関節周囲炎といいます
五十肩は別名「凍結肩」というほど肩の冷えを伴うので
蒸しタオルなどで温めることが重要です
普段から肩を冷やさないように注意しましょう
正解:1
ちなみに五臓六腑の六腑は
「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(さんしょう)」のことです
正解:1
東洋医学では、人間が必要とする「自然の生命力(気)」と
「栄養(血)」とが結びついたものを「生命エネルギー(気血)」といいます
正解:3
コリを予防・解消するためには
①ボディケアで筋肉内の老廃物を血管内に押し出し
②サウナや入浴などで、筋肉の血流を良くし
③きちんと水分補給して老廃物を体外に排出する
ことが大切です
正解:3
もむのは、揉捏法(じゅうねつほう)
おすのは、指圧法(しあつほう)
とよびます
軽擦法、揉捏法、指圧法がボディケアの基本中の基本です
第三章 サウナやスパでの応急手当
正解:1
呼吸や脈が止まると、このチアノーゼ現象が起こります
正解:1
テキスト上で該当の箇所を探すのが大変な問題です
※実際この問題を検索して当ブログに訪問してくださる方が多いです
62ページの脳貧血の部分で
「風呂で温まった体でも、浴槽から出ると急速に体温が下がります」
とあることから、1は誤っている手順であるといえます
また、反対に
「これ(体温の低下)を防ぐために、毛布などにくるみ体温を保つようにします」
とあることから
2,3は正しい手順と判断できますね
正解:2
気道を確保するため、「2」の姿勢にします(頭部後屈あご先拳上法)
正解:3
第3度では、皮膚が乾いて白くなったり、黒焦げになり 痛みはありません
正解:2
ぎっくり腰になってしまったら安静にするのが一番です
「2」の態勢が望ましいですが、
仰向けの場合は膝の下にクッションを入れて膝を高くすることが大切です
また、患部が熱を持っている場合は氷などで冷やします
正解:3
脳貧血とは、脳への血流が一時的に少なくなることから起こる症状です
足を高くすることが大切です
正解:3
氷水を入れたバケツに捻挫した足首を入れ10分くらいつけておきましょう
冷やしたあとは圧迫包帯またはテーピングで固定し、ねんざした患部をできるだけ高く保ちます
これらの初期手当が不十分だと回復が遅れるだけでなく
完全に治癒することが難しくなると言われています
資格証カードを持っていると全国のサウナで割引が受けられる
無事に試験に合格すると
Diploma(修了証書)、資格証カード、アドバイザーの信頼の証となるピンバッジ がもらえます
そして、この中で一番大切なのは
アドバイザーの信頼の証となるピンバッジでも、もちろんDiplomaでもありません
資格証カードです
なぜなら!
このサウナ・スパ健康アドバイザーの資格証カードを持っていると
全国の有名サウナで割引を受けることができるからです!笑
しかし、ここで一つ残念なのは
北海道のサウナが無いということ…
たまに道外に出たときくらいしか使えないのが残念でなりません…
使える場所もっと増えてくれー!
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