北海道民歴14年のユーです
北海道では
賃貸物件にストーブが備え付けられていることが多いんですが
冬はないと凍えてしまうストーブも、
春先からはただの置物
はっきりいうと邪魔なんですよね
そこで今回は、DIYでこのストーブを囲って隠す
しかもただ隠すだけではなく、
おしゃれに、さらに利便性もアップしたいと思います
![想像上の妻](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/12/名称未設定-1-1.png)
頑張れ〜頑張れ〜!
設計図を作る
さて、まず現状のストーブについて把握する必要があります
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9070-1024x768.jpg)
これが我が家のストーブ
いたって普通のストーブですね
上にちょっとおしゃれなものを置いてごまかしていますが
本当は直接置くことに抵抗があります
今回はこのストーブを隠すため
メジャーを使ってサイズを測り、囲いを設計します
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9103-1024x768.jpg)
なぐり書きで申し訳ないですが、画像の設計図を考えました
正面とサイドを蝶番でつなぎ、使わない時はたためるようにします
また、隠したままでもストーブを利用できるように
吹出口部分は開けたままにします
さらに、天板は乗せるだけにして
スイッチに直接アクセスできるようにします
材料について
今回用意するものは以下のとおりです
・切り出して使う大きな板
・蝶板
・木ネジ
・水性ペンキ(ウォルナット)
・紙やすり
木材
設計図が出来たらホームセンターに行って木材を調達します
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9043-1024x768.jpg)
今回使用するのは、コンパネと言われる丈夫で安い木材です
ホームセンターではカットも有料で行ってくれるので
設計図を見せてその通りに切ってもらいました
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9044-1024x768.jpg)
水性ペンキ
さらに、この木材は白っぽい色をしているので
他の家具に合うようにペンキも調達します
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9046-1024x768.jpg)
今回はカインズのペンキを使用しますが、
ウォルナットという色にすると濃い目の色に仕上がります
蝶板
次に、これらの板同士をつなぎ合わせる蝶板と木ネジです
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9054-1024x768.jpg)
蝶板はそれなりの強度があり、厚みが薄いステンレス製のものにしました
木ネジ
この蝶板には木ねじが付属されているのですが
長さが15mmということで、コンパネ(12mm)よりも長く突き抜けてしまうため
別途10mm(径3mm)のものを購入しました
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9056-1024x768.jpg)
画像はそれぞれの長さを比較したものです
突き抜けると危ないので、板の厚みよりも短いものを使用しましょう
DIY手順
材料が揃ったら、早速作っていきましょう
各パーツに紙やすりをかける
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9045-1024x768.jpg)
コンパネのきれいな面を囲いの外側にするので
きれいな面に紙やすりをざっとかけます
この作業によりペンキの乗りが良くなり
しっかりと色がつくようになります
ペンキを塗る
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9047-1024x768.jpg)
ハケを使ってペンキを塗っていきます
ペンキは底の部分からよく混ぜて使ってください
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9048-1024x768.jpg)
ブルーシートなどを広げ、床や地面が汚れないようにしてから作業を始めます
※新聞紙でもいいですが、ブルーシートは安いので1枚あっていいと思います
ペンキを塗る際は、板の木目に沿って塗るときれいに仕上がります
今回は片面だけ塗ればOKです
※板の横(厚みの部分)にもしっかり塗っておいたほうが良いです
全てにペンキを塗ったのが以下の画像です
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9049-1024x768.jpg)
最初の状態と比べると、
木の風合いがのこったまま上品で濃い色味になりました
個人的にはもう少し濃い色が好きなので
乾くのを待って(30分ほどでOK)もう一度同じようにペンキを塗ります
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9050-1024x768.jpg)
画像は2回目の塗布がおわったパーツです
まだ乾いてはいませんが、かなり色味が濃くなりました
乾燥
2回目の塗布のあとは風通しの良い場所で
1時間程度かけてよく乾かします
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9052-1024x768.jpg)
しっかりと乾いたら次のステップに進みます
蝶板をとりつける
各パーツを裏返し、蝶板をつけていきます
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9058-1024x768.jpg)
![想像上の妻](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/12/名称未設定-1-1.png)
裏面汚い!
![ボク](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/ボク似顔絵-2.png)
見えないから良いの!
蝶板は設計図に書いた通りの場所に、計6箇所取り付けます
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9059-1024x768.jpg)
正面の上側のパーツは幅が広いので蝶板は2箇所でとめます
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9060-1024x768.jpg)
反対に、
正面の下側のパーツについては幅が短いので
今回は1箇所でとめることにしました
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9061-1024x768.jpg)
木ネジは、
はじめはしっかりと押し込みながら数回締める必要がありますが
そのあとは簡単に締まっていきます
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9062-1024x768.jpg)
すべての箇所に蝶板がついたら完成です
あっという間ですね!
組み立て
組み立てというほどのことはないですが、
蝶板を直角に折り曲げたら自立するようになります
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9063-1024x768.jpg)
コの字型の土台に天板をのせれば完成です
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9065-1024x768.jpg)
サイドの板の厚みを考慮して天板を作ってあるので
余裕を持ってのせることが出来ます
また蝶板でつなげてあるので折りたたむことも可能
厚さたったの2cmになるので、使わないときも隙間にしまうことが出来ます
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9068-1024x769.jpg)
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9069-1024x768.jpg)
![ボク](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/ボク似顔絵-2.png)
使わないときっていつなんでしょうね!
色むらを解消する
組立図を撮影していて、色むらが気になったのでさらにペンキを塗り足しました
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9094-1024x768.jpg)
細かい部分なので、綿棒を使って塗っていきます
乾いたら今度こそ完成です
ストーブに設置する
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9086-1024x730.jpg)
こちらがビフォーアフターになります
※この画像は色むらを塗り直す前のものです
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9098-1024x768.jpg)
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9104-1024x768.jpg)
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9102-1024x768.jpg)
他の家具との調和もとれて気に入っています!
また、天板の強度もあるので上にものをのせることも可能です
ある程度重たくてもしっかりと支えてくれますよ
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9095-1024x768.jpg)
さらに天板をずらせばスイッチも押せるので
冬場などストーブが活躍する季節は天板をずらしておいてもいいですね
いかがでしたでしょうか?
使用した分の木材で考えると
実に1000円程度でストーブをおしゃれで便利に隠すことが出来ました!
![想像上の妻](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/12/名称未設定-1-1.png)
ありがと〜!助かる!
安全性について
開口部を広めに作っておいたので心配はしていませんでしたが、
ストーブをつけっぱなしにしていても、板が熱くなることはありませんでした
開口部は上下それぞれ2cmも余裕があれば大丈夫です
※とはいえ火事は怖いので自己責任でお願いします
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_9100-1024x768.jpg)
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