メスティンでご飯を炊くのがダルくなった!
こんにちは、
プロキャンパーのユーです
おととし、去年と
トランギアのメスティンが品薄になるほど人気になりましたね
各種調理はもちろんですが、
主な目的は炊飯だと思います
たしかに、
キャンプはじめたての頃やソロキャンプをする時など
趣きを重視したキャンプにはなくてはならないギアなのですが
ある程度慣れてくると、
もっと楽に白いご飯を楽しめる道具が欲しくなるんですよね笑
そして、何より
メスティンは洗うのがチョー面倒臭い!
すぐに焦げつくんですよね
せっかくメスティンに色々スタッキングして持ってきたのに
ご飯や焦げがベトベトに付いてしまうので
帰りは結局別々に…なんてことも
今回は、そんな
ちょっとめんどくさがりキャンパーにおすすめの弁当箱炊飯器を紹介します
2段式超高速弁当箱炊飯器はご飯とおかずが同時に調理可能な最強クッカー
おかず同時調理でQOL爆あがり
2段式超高速弁当箱炊飯器は
便利でニッチな商品を世に送り出している、あのサンコーさんの便利調理グッズです
同梱物はこんな感じです
さて、この2段式超高速弁当箱炊飯器、
名前からすぐにわかるのは「米が炊けること」ですが、
実はそれだけではなく、
キャンパー・車中泊に嬉しいある機能があるんです
それは
おかずも同時に作れる、ということ
使い方は簡単です
まず、米を炊くだけ(最大1合)の場合
これだけです、
めっちゃ簡単ですよね
たったの15分で炊飯完了です
でも、
これでどうやっておかずも作るのでしょうか?
同梱されている、この道具を使います
ご飯を炊く前に、これらの道具をのせてからスイッチをオンすることで
炊飯の際に出てくる蒸気を利用して
おかずの調理をするのです
作れるおかずは意外と種類が多く
ということで、
一人暮らしなら普通の炊飯器をわざわざ買う必要がないくらいですし、
名前の通り
会社や学校で、炊き立てのお米にあつあつのレトルトカレーをかけて食べることだってできちゃいます
おかず調理部分のない1段のものは省スペース
本当にご飯だけ作れればいい、という方には
おかずを作る部分がない分、コンパクトサイズな
弁当箱炊飯器もありますので
用途に合わせて使い分けてみてください
ご飯を炊くだけなら1段のものがおすすめです!
2段の炊飯器より蓋がしっかり閉まる感じがする!
【要注意】レビュー通り壊れやすいパーツがある
留め具が壊れやすい
ここまでメリットばかりを上げてきた弁当箱炊飯器ですが
デメリットもあります
それは、
留め具の強度が弱いということ
今回この記事を書くにあたって
足りない写真を撮り直しているうちに…
ポキッ…
留め具の一部が壊れてしまいました…
確かにレビューをみてみると
同様の体験をした人がちらほら…
確かに少し雑に扱ってしまっていたので反省です
皆さんは気をつけてください
DIYで直してみた
プラスチックのパーツが壊れてしまったので
定石通りアロンアルファで直してみようとしました
しかし…
細いピンセットを使っても付けたい部分までアクセスすることができませんでした
※引っかかって入っていかない
そこで、この突起パーツを別のもので補うことにしました
それが、釘です
この写真のように取り付けることができれば
突起パーツの代わりになりそうです
そこでまずは突起がついていた場所に100均のドリルで穴を開けます
そして、この穴に釘を入れるのですが
そのままだと長すぎて中途半端です
そこでまずは欲しい長さ(7〜8mm)にニッパーで切ります
この切断した釘を穴に入れると
最終的にパッキンも入るので
パッキン分を加味した長さに切ることが大切です
釘の向きが反対だともっと抜けにくくなると思います
※反対でつけるのはかなり難しいですが
キャンプとの相性が抜群すぎる
さて、ここからはキャンプの話です
グループでキャンプにいくと
準備が終わり次第、乾杯をしつつ
なんとなく肉を焼くという流れになることが多いですよね
そして、ある程度肉とビールで楽しんでいるうちに
ふと、「米が食べたい」となるのです
この、「ふと」
というのがネックです
今、ここにご飯があればなぁ…
メスティンで米を炊くのはもう面倒臭い…
風の向き、火加減、ひっくり返して蒸らす
酔っているとこれら全てがダルいんですよね
でもそんな時、
ポータブルバッテリーに弁当箱をつなげば
あとは、いつのまにか炊けているんです
と、なれば
あとは焼肉でも串物でも
なんでも乗っけて食べちゃえ!てなもんです
実際、
メスティンで炊こうが、電気を使って炊飯器で炊こうが
外で食べるご飯はマジで美味いですよ!
消費電力について
サンコーのHPを見ていると
この弁当箱炊飯器の定格消費電力は185Wとのこと
ある程度の容量・出力のあるポータブルバッテリーだったら使うことができますね
ちなみに、参考として
電気毛布は約55W
ドライヤーは約1000W程度です
車中泊で使うなら
ポータブルバッテリー以外で、車中泊で使うためには
シガーソケットを利用する方法があります
シガーソケットを利用する際に気をつけたいのは
定格電力が185W以上で
AC出力に対応している必要があるということです
この条件に対応する商品はAmazonだけ見ても
3〜4,000円くらいで売られていますね
1月31日追記
なんと、車内専用の弁当箱炊飯器がリリースされました
車中泊が多い方はこちらでも良いかもしれません
おすすめのポータブル電源(Power ArQ)について
そして、しれっと登場しましたが
このポータブルバッテリー、
パワーアーク(Power ArQ)というのですが
かなり役に立ちます
USB端子×3
シガーソケット×1
AC(コンセント)×1
の出力があるので
使い方は無限大ですね
※写真のようにするとUSBポートに全振りすることができます
キャンプにおけるスマホなどの充電はもちろんですが
冬場だとホットカーペットなども使えますし
プロジェクターをつないでゲームや映画を楽しむこともできます
もちろん、キャンプ以外では
家にあるだけで防災の備えとしてこんなに心強いことはありませんし
ソーラーパネルと合わせることで、太陽光で充電することもできます
また、シガーソケットのケーブル付いているので
車で充電することもできちゃいます
パワーアークで弁当箱炊飯器を利用した結果
パワーアークの容量は626Whです
つまり、626Wで1時間使用することができるということですね
一方の弁当箱炊飯器の定格消費電力は185W
15分で米が炊けるので
185/4=46.25Whのエネルギーを使うことになります
理論上であれば
46.25/626=7.3%分の容量を使うのですが
実際は以下のような結果となりました
ご飯を炊き始めた瞬間の残量は65%でした
ご飯を炊き終えると、残量は55%
10%分の容量を使用したようです
理論値よりかなり大きい値なのですが
この時は冬キャンプ、気温は−5度だったので
この寒さによるバッテリーの消費もあったようです
寒さによるロスは大きいね…
まとめ
ご飯の調理に余計な気を取られなくなると
おかずやおつまみにもっとこだわれるようになります
ぜひ、キャンプに炊飯器・ポータブルバッテリーを導入してみてください!
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