こんにちは、
スパイス香辛料ソムリエのユーです
最近にわかに人気になってきたクラフトコーラ。
このクラフトコーラは自分でも簡単に作ることができます。
某コカ・コーラと一緒にはなりませんが、
甘みや香りの調整ができるので自分好みに作っていくのがとっても楽しいです!
コーラを作るなんて考えたことなかった!
クラフトコーラって?
クラフトコーラを耳にする機会は増えましたが、
それが一体どの様なものなのかというと
「職人が作る」、または「自分で作る」 コーラのことです。
クラフトビールやクラフトジンなども同様で、
大手のメーカーではなく、もっと小さい規模で作っているものになります。
クラフトビールが最も一般的ですが、
旅行先などで地域で盛り上げているビールはよくありますよね?
そもそもコーラって?
コーラとは元々薬剤師が作った飲み物のことで
コーラの実(コーラナッツ)や各種スパイスを使っていることが特長です。
※ボクのレシピでは使用していません。
このコーラの実はAmazonでも販売されています。
しかも、このコーラ
元々は炭酸水ではなく普通の水で割って飲んでいたんだそうです。
今の炭酸飲料の形になったのは、
提供時に誤って炭酸水で割ったのが期限なんだとか。
偉大なる間違いに感謝しかありません。
どんなところで飲めるの?
コカ・コーラの原材料をちゃんと知っているのは
コカ・コーラ社にも2人しかいないと言われているほどなんだとか。
そんなコーラにいろいろな人が探究心をもって研究した結果
今のクラフトコーラがあります。
ボクが最初に飲んだのは
大好きなスパイスカレー店「倉庫カリー」でした。
メニューに書かれたクラフトコーラの文字が気になり注文したのがが始まりです。
色々なスパイスの風味が鼻を抜けるのが心地よく
当然のことながらカレーとの相性は抜群です。
なにより、市販のコーラと比べて甘くないのでゴクゴクのめるのが嬉しいですよね。
いまは多くのスパイスカレー屋さんで提供しているので
機会があったら飲んでみることをおすすめします。
また、ほかにもクラフトコーラのシロップも市販されています。
画像は日本のクラフトコーラの先駆け伊良コーラのシロップです。
炭酸水で割るのですが、
このシロップで1L分のコーラができます。
ただ、2600円程度するんですよね。
美味しいですが、かなり高い…
また、伊良コーラからは
そのまま飲めるタイプのコーラも販売されています。
クラフトコーラを作る
使用するスパイスについて
スパイスについては各クラフトコーラによって異なるのですが、
大体の場合ベースになっているのは以下の4種類です。
- シナモン
- カルダモン
- クローブ
- バニラビーンズ
これらのスパイスに好みの材料を足してコーラにしていきます。
ボクのレシピ
さて、ここまでを踏まえた上でボクのレシピを公開します。
材料は画像のものと水です。
以下は100mlのシロップを作る材料です。
バニラビーンズは使いません。
この理由は後ほど説明します。
さて、作り方は至極簡単です。
鍋に全部入れて5分程度煮込むだけです。
ただ、煮込み時間が5分と短いので
カルダモンには先に切込みを入れておいたほうが
香りがしっかりと抽出できます。
ちなみに八角と黒胡椒とショウガは倉庫カリーのオーナーに聞いて
いいなと思って入れました。
オーナーありがとうございます!
このとき煮込み時間が長すぎると
エグみが出てきて、見た目も少し濁ってしまいます。
煮立って5分程度たったらザルで材料を取り出します。
最後に茶こしなどを使って黒胡椒などの細かい異物を除去したらコーラシロップの完成です。
濃い色がコーラっぽいので、きび砂糖で作るのが好きです。
冷蔵庫で冷やしておけば2週間位はもちます。
責任はもちません。
飲み方
飲み方は完全にお好みです。
好きな甘さになるように調整して炭酸水で割りましょう。
出来上がりがグラデーションできれいになるので
先に炭酸水を入れておくことをおすすめします。
八角のエキゾチックな香りがたまらない自家製クラフトコーラの完成です。
黒胡椒とショウガがピリッと効いていて大人のコーラと言った感じですね!
ライムの爽やかな酸味で後味がスッキリとします。
普段はあんまり甘いの飲まないけど、コレはいいね!
このコーラの真骨頂はラムコークにあり
さて、完成したクラフトコーラはこのままでも十分に美味しいのですが、
ボクのおすすめの飲み方があります。
材料にバニラエッセンスを入れなかった理由がコレです。
このドンパパというラムはとっても美味しいのですが、
バニラの香りがとても強いんです。
だからあえてクラフトコーラにはバニラビーンズを入れず、
ラムコークにしたときに一番美味しくなるようにしてあります。
自家製コーラのラムコーク
ぜひお試しください。
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