こんにちは、
スパイス香辛料ソムリエのユーです
スパイスカレーの第一人者水野仁輔氏がプロデュースし
NHK出版が20年4月に発売したカレーの鍋NEO
スパイスカレー歴10年以上のボクが1年以上使用した感想は
買ってよかった!
です。
ここからその詳細について書いていきます。
※ただし、代替品になるものもあるのでそれは最後に紹介します
カレーの鍋NEOとは
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3795-1024x768.jpg)
NHK出版の通販サイトからのみ購入できるカレーの鍋NEOは、
本体価格7500円(税込み)+送料600円 というやや高級なお鍋と言えます。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3798-1024x768.jpg)
内容物は以下の4点です
・カレーの鍋NEO(直火・IH両対応)
・ガラス蓋
・ヘラ
・レシピブック
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_1180-768x1024.jpg)
カレーの鍋NEOのスペックは以下の通りです
■サイズ・満水容量・重さ(約):
[本体]全長 40×幅22×高さ14.5cm(取っ手・ふた含む)
内径21×深さ8.5cm・2.8ℓ・760g(ふた含む1.2kg)
[シリコンべら]全長26.8×幅5.2cm・80g
■主要材質:
[本体]アルミニウム合金(フッ素樹脂加工)、フェノール樹脂(取っ手)
[ふた]強化ガラス、フェノール樹脂(つまみ)
[シリコンべら]シリコン
■原産国:中国
■メーカー:和平フレイズ
※ふた、シリコンべら付き。※直火・IH対応
鍋のフッ素加工がスゴい
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3799-1024x768.jpg)
カレーの鍋NEOが最も優れているのはそのぶ厚いフッ素コートにあります。
水野さんが自身の著書内でもよくおっしゃっているのが
カレーは炒め料理だ
ということです。
自分でスパイスカレーを作ってみるとよくわかるのですが、
玉ねぎやトマトなどの水分を抜く(炒める)工程が非常に大事になんです。
そうすることでカレー(グレイビー)に強いコクが出ます。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/10/img_2599-1024x768.jpg)
しかし、この水分を抜く工程は強火で長い時間素材を炒めるので
鍋によってはかなり焦げ付いてしまうのです。
実際ボクもこの鍋を買うまでは鉄フライパンでカレーを作っていたので
少し気を抜くと焦げてしまい、ストレスになっていました。
その点、水野さんがプロデュースしたカレーの鍋NEOは、
一般的なフライパンとは違いとても厚いフッ素加工がされています。
その効果を実感するために目玉焼きを作ってみたところ
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/imb_yrbf3b.gif)
通販番組のごとくスルスルと目玉焼きがすべっています。
このようにしっかりフッ素加工がされているため、玉ねぎをしっかりと炒めることができ
スパイスカレーが美味しくなるのです。
また、そのフッ素加工のおかげでビリヤニも上手に炊くことができました。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/imb_zdwk82.gif)
鍋肌の目盛り
また、鍋肌にある目盛りについてですが
これが何mlを示すのかわからなかったので水を入れてみました。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3804-1024x768.jpg)
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3805-1024x768.jpg)
500mlの水を入れてみたところちょうど一番下の目盛りまで入りました。
同様に、
下から2番めの目盛りが1000ml
一番上の目盛りが1500mlでした。
カレーを作る際に大体どれくらいの分量かがひと目でわかるので便利です。
また、フライパンとは違い深い鍋なので
油はねによるキッチン汚れも少なくなりますし
そのまま水を入れて煮込むことができるのも特長です。
蓋とヘラが地味に超便利
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3800-1024x768.jpg)
カレーの鍋NEOを引き立たせてくれる名脇役とも言えるのが
ガラス蓋とヘラです。
見たままではありますが、
蓋がガラスなので、カレーを煮込む際にも中が見えて便利です。
また、ホールスパイスを炒めるとき
ブラウンマスタードなどが弾けてキッチンが汚れるのを防ぐこともできます。
この際にもホールスパイスが焦げていないか見えるので重宝します。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_2815-1024x768.jpg)
次にヘラですが、その使いやすさに驚きました。
これまでは木べらで調理していたのですが、
鍋の縁をさらう際に鍋肌が傷ついているような気がして嫌でした。
その点このシリコンでできたヘラだと
鍋肌を傷つけることなくきれいにこそげ取れるのでとても便利です。
実際皿によそうまでは、大抵の場合このヘラだけで調理が可能です。
また上の写真の通り、
煮込むカレーなどの際には蓋の上の溝にヘラが置けるような仕様になっているので
ヘラの置き場所にも困りません。
かゆいところに手が届くとはまさにこのことです。
カレーの鍋NEOの使用例
ボクがカレーの鍋NEOで調理している写真を何点か貼っておきます。
カレーの鍋NEOでは炒めるカレーも煮込むカレーもどちらもできるのでとても便利です。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_1173-1024x768.jpg)
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_1185-1024x768.jpg)
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せっかくなのでボクが知りうる最もシンプルなレシピも参考にしてもらえると嬉しいです
スパイスカレーといえば、という方も多い?バターチキンカレーのレシピです
そろそろ流行るんじゃないかと思っているポークビンダルーのレシピです
渋谷神宮前の有名店MOKUBAZAのキーマカレーのレシピです
関西の人気スパイスカレー店のサバケララカレーのレシピです
フッ素コートが浮いてしまった
カレーの鍋NEOのおかげで、楽しくカレーライフを送っていたボクに悲劇が起こりました。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3650-1024x768.jpg)
ある日調理をしていると、鍋肌の様子がおかしい。
どうやらフッ素コートの中に空気が入り込んだ様子。
このまま使用するのは怖いので問い合わせフォームから
NHK出版にメールをしてみたところ。
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人体への影響はない旨、そして交換商品を送っていただけるという返事をもらいました。
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/img_3815-768x1024.jpg)
2日ほどで新しい鍋(別ライン製造)が届き写真のような手紙が同封されていました。
迅速で丁寧な対応でした。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
アクシデントはありましたが、
スパイスカレーを作る上で
カレーの鍋NEOは必需品となりました。
フッ素加工は消耗品ではありますが、
ダメになってもまた新しく購入したいと思える鍋でした。
これからも楽しいスパイスカレーライフを送っていきたいと思います。
同じ製造元の類似品で代用可能
欲しいけど値段が高いから手が出せない
という方は、
同じ製造元の「和平フレイズ」から出ている片手鍋で
代用してみてはいかがでしょうか?
これ、見る限りほぼ同じ作りです…
![ボク](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/11/ボク似顔絵-2.png)
実は次はこっちでいいかも…と思ってたりします笑
コメント
[…] […]