こんにちは、
プロキャンパーのユーです
今回は、キャンプで重宝している
無印良品の包丁のケースを自作します
材料費が安いのはもちろん、
とても簡単に作ることができますので
ぜひ、参考にしてみてください!
無印良品の包丁について
言わずとしれた無印良品ですが、
包丁は刃渡りが12cmのもの(小)と17cmのもの(大)の
2サイズの展開があります
今回は、12cm(小)のケースを自作します
普段は店頭に並んでいる際に入っているケースに収納して使っていましたが
これがサイズ的にも大きく、かさ張るので
刃の部分を収納できる「サヤ」をベースにしたケースを作っていきます
このケースともお別れかと思うと…嬉しい!
ケースDIYのレシピ
それでは、早速包丁のケースを自作していきます
材料について
今回使用する材料は以下の通り
木材のカット
使用する木材をカットしていきます
※ホームセンターでカットしてもらうことも可能です
切り出しサイズは、実際に包丁を当てながら計測していくといいです
切り出すパーツは5つで、
・天板×2
・刃先パーツ(厚さ5mm)×1
・側面パーツ(厚さ5mm)×2
です
この側面のパーツに関しては、厚みを均一にしたいので
並べてからヤスリをかけ、その後に切り出すといいです
接着する
切り出したパーツは、速乾性の木工ボンドを使って接着します
接着の際、側面パーツに関しては外側に飛び出るくらいのサイズ感でOKです
※最後に削って均一にします
最後に天板パーツを接着します
ズレずに接着するため、クランプで10分程度挟んでおきます
はみ出した部分を処理する
この状態では側面パーツが外側にはみ出しているので
きれいに処理をしていきます
クランプで作業台に固定し、
大きくはみ出た部分をのこぎりで落としていきます
大体の面が揃いましたが、
もっときれいにするためにサンドペーパーをかけていきます
しっかりと「面」で削るようにすると、きれいに仕上がります
同様にして、
刃先の方や、包丁を入れる方にもサンドペーパーをかけます
すべての辺に対してヤスリをかけたのが下の画像です
1枚板の塊のようになるのが理想です
ここまでできたら次のステップに進みます
形を整える
今のままではかなり角ばっているので、
丸みを帯びたデザインにするためにサンドペーパーをかけていきます
自分の好きな形になったら、
塗装のステップに入ります
塗装する
ヤスリがけしたあとは、
ウエスなどの端切れを使って余計な粉を落としていきます
こうすることできれいに色がのるようになります
磨いたら、油性ウレタンニスを使って塗装していきます
木目に沿って塗り込んでいくイメージです
まんべんなく塗ることができたら
24時間ほど乾燥させましょう
サヤ部分が完成
塗料が乾いたら「サヤ部分」の完成です
いい感じの色味になりましたね
サヤに包丁をしまうとこんな感じです
ぴったりですね、
そして、このサヤの厚さについてですが
天板×2が6mmで、側面および刃先が5mmなので
トータルで17mmになっています
包丁をしまった状態で横から見ると
包丁の柄の部分とサヤの厚みがぴったり一緒になっています
これが気持ち良いんですよね!
ストッパーを作る
サヤが完成したとはいえ、このままではただのキャップなので
包丁からサヤが外れてしまいます
そこで、手芸店で買った革紐を使ってストッパーを作っていきます
まずは、サヤの部分に革紐を巻いていきます
この時、画像のように革紐の先端に上から巻きつけていくことで
しっかり固定していきます
ここでサヤへの取り付けは終わりです
包丁を使用している際はこの状態で外しておくことになります
※サヤに巻きつけておくと良いかもしれません
しっかりと結ばれているので、
この状態からほどけることはありません
※気になるようであれば接着剤などで固定しましょう
さて、つづいて
包丁を差し込んで柄の部分を巻いていきます
革紐を包丁の刃の方にぐるぐると巻いていきます
柄の近くにしっかりと巻いていくことで、
包丁がすっぽ抜ける心配がありません
何周か巻いたあとに、
先程と同様に1つ前の輪に終端を差し込むことで固定ができます
完成とレビュー
さて、これで完成です
サヤが包丁から抜けることなく、ケースとしての役割を担っています
もちろん、包丁の柄をもって持ち上げても外れることはありません
もともと入っていた化粧箱と比べると圧倒的にコンパクトになりましたし
なによりもおしゃれになりました!
サイズが小さくなったおかげで、
スノーピークのキッチンメッシュケースSにも余裕で収納できるようになりました
作りたいものを作りたいように作るのはDIYの最高のメリットですね
ぜひ皆さんも試してみてください!
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