こんにちは、
スパイス香辛料ソムリエのユーです
渋谷の神宮前にあるバーMOKUBAZA
カレーが美味しいと聞き、
初めてお邪魔してから はや7年
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とってもスパイシーなのに飽きが来ず、
まったりとしていながらも食べ終わりのスッキリとした感じ
本当に感動したことを覚えています
今回はそんなモクバザの絶品キーマカレーを簡単に作るレシピを紹介します
材料と下ごしらえ
材料
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★食材
・玉ねぎ みじん切り 2個
・にんにく すりおろし 3片
・しょうが すりおろし 30g
・ホールトマト缶 ミキサーにかける 200g
・ココナッツミルク 100g
・合挽き肉 300g
・サラダ油 大さじ3
・水 200g
★ホールスパイス
・クミン 小さじ1/2
・ブラウンマスタード 小さじ1/2
・クローブ 4本
★パウダースパイス
・コリアンダー 小さじ2
・カイエンペッパー 小さじ1/2
・カレー粉 小さじ1(S&Bの赤缶やスピンフーズのカレーパウダーなど)
・カルダモン 4粒(中身を取り出す)
★仕上げのスパイス
・ガラムマサラ 小さじ1
・塩 適量
下ごしらえ
モクバザのキーマカレーがスッキリと食べられるのは
カルダモンの下処理に秘密があります
普通は切れ目を入れてそのまま鍋に入れますが、
モクバザのキーマの場合は、中身を取り出してその食感ごと楽しみます
※カルダモンが食べる苦手な人はホールのままやパウダーでもOK
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また、ホールトマトもミキサーにかけることで
よりなめらかなモクバザのカレーに近づきます
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おすすめはブラウンのハンドブレンダーです
さらに、今回使用するスーパーの合挽き肉は油が多いので
電子レンジでかるくチンして、余分な油を取り除いてから使用しています
調理
下ごしらえを終えたら、いよいよ調理に移ります
ホールスパイスの香りを油に移す
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大さじ3のサラダ油を弱火〜中火であたため、クミンのホールを3粒程度投入
シュワシュワと細かい泡が出てきたら残りのホールスパイスを投入します
香りが立ってきたら次のステップへ進みます
玉ねぎ、にんにく、しょうがを投入
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ここからは中火で調理し、飴色を目指します
くれぐれも焦がさないように注意してください
※本場のインドカレーは強火で調理しますが、
モクバザのキーマは日本のカレーらしく中火以下で飴色を目指します
焦げにくい鍋のおすすめはこちら
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最初のうちは水分がたくさん含まれているので、たまに裏返すようにかき混ぜます
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3分ほどで少し色づいてきますが、まだまだここからです
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10分を過ぎた頃からはかき混ぜる頻度を上げて、焦げないようにします
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20分も炒めていると飴色のペーストが出来てきます
これくらいの色味になったら次のステップへ
トマトペーストを投入し水分を飛ばす
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鍋が熱々なので跳ねないように注意しながら投入します
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ヘラでかき混ぜながら水分を飛ばします
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徐々に水分が飛んでネットリしてきたら次のステップへ
ココナッツミルクを投入する
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少しずつココナッツミルクを投入し火を入れます
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ココナッツの甘い香りがふわっと香ってきます
この甘い香りがキーマのまったり感を生みます
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水分が抜けてきたら次のステップへ
合挽き肉を投入
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本家モクバザでは、
油っぽくならないように赤身の牛と豚をそれぞれ挽いてから混ぜているそうです
ただ、スーパーの合挽き肉で済ませたかったので
事前にレンジアップし、余分な油を落としています
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挽き肉が細かくなるように木べらで押し潰しながら混ぜていきます
全体的に均一になってきたら次のステップへ
パウダースパイスを投入
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パウダースパイスを投入し、さらに混ぜ合わせます
焦げ付きやすいので注意してください
粉っぽさがなくなってきたら次のステップへ
水を入れ煮込む
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水200ccを少しずつ投入し、中火で煮込みつつ水分を抜いていきます
この工程で挽き肉の旨味をソース全体に移します
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最初はシャバシャバですが、5分程度で水分が抜けていきます
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画像のように水分が抜けてきたら次のステップへ
仕上げのガラムマサラ・塩を投入し、さらに水分を飛ばす
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ガラムマサラを加えると少しとろみが付くので
やや水分が残っている状態で投入しましょう
全体的にペーストっぽくなってきたら
少しずつ塩を入れて完成です
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水分が残っている状態で塩を入れると、
水分が飛んだときにしょっぱくなってしまうので気をつけましょう
※塩の入れ過ぎは取り返しがつきません
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画像のようなかたさになれば完成です
盛り付け
モクバザのキーマカレーは盛り付けも特徴的です
ぜひとも真似したいところですね
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まずは、ややかために炊いた日本米を丸く盛り付けます
ある程度平らにしておいたほうが、その後の盛り付けがきれいにいきます
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ごはんの上にキーマカレーを丸く、ならすように盛り付けます
この時上部にたまごポケットを作っておくと黄身を乗せやすいです
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黄身をのせたら完成です!きれいですよね!
実食
朝に作ってしまったので、
会社のお弁当として持っていき、お昼に食べました
![想像上の妻](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2021/12/名称未設定-1-1.png)
朝から何をずっとやってんのかと思ったら…
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黄身をとろっと溶かして食べると、やや辛いカレーがまろやかに食べられます
スパイスの香りもふんだんに感じることができ、
特にプチプチのカルダモンは食感が楽しく、清涼感あふれる香りもとても良い!
また、カレー粉を入れると一気に日本のカレーのテイストが入りますが
これはこれでとても美味しい!
飴色にする分若干時間はかかりますが、
これはぜひともリピートしたい味ですよ
【特別編】チーズソースで濃厚チーズキーマに変身!
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家庭にあるとろけるチーズと牛乳でチーズソースを作ります
・チーズ 100g
・牛乳 50g
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弱火〜中火で5分程度混ぜていると、
チーズが溶けてとろとろのチーズソースの完成です
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このチーズソースをキーマカレーにたっぷりとかけ、
最後にたまごの黄身をのせればモクバザの人気メニュー
濃厚チーズキーマの完成です
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![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_8716-1024x768.jpg)
![](https://okasantoboku.com/wp-content/uploads/2022/04/img_8722-1024x768.jpg)
本格キーマにとろっとろのチーズがベストマッチです!
少し手間はかかりますが、それ以上の美味しさが待っていますよ!
ちなみに、このレシピは鹿肉を使っても美味しく作ることが出来ました
よかったら参考にしてみてください
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